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映画『チョレートな人々』を観て〜多様性への向き合い方〜

ポレポレ東中野で今やってる、『チョコレートな人々』を観てきました。

↑JR東中野駅から徒歩1分。ポレポレ東中野。


いつも映画を観に行くときは、これまで見たことのないものを期待していきます。


でも今回だけは違って、「答え合わせ」をしにいきました。

↑パンフレット


この映画には、障害のある方がたくさん出てきますが、あくまで主人公はチョコレートメーカーの経営者です。


どう凸凹のあるチームで良い商品を作っていくかという闘いを描いた話。


一人一人、従業員が上手く働けるように、よーく観察して、コミュニケーションをたくさんとって、それぞれに合ったアイテムを買い足したり、労働環境を整えてみたり、奮闘する経営者、夏目さん。


多様性って簡単に言うけれど、それは簡単なことじゃない。頭と体、そして心を上手に使って創造的に多様性は活かされていかなければ、実質的な労働的価値は生めない、ということは経験上分かっていたけれど、それを再確認できました。


それでこそ多様性は面白い、と言えると思う。


多様性は大切だ!!ってしきりに多くの人や会社が言っているけど、それは当たり前すぎることであって。


そもそも、どうであれ無条件に多様性は認められなければならないということであって。


その上で、これからは、私たちは多様性を前提にした社会やコミュニティは幸福を生む源泉になるということを実感していかなくてはいけない。


それをまさに体現しているのが、このチョコレートメーカーであった。

「チョコレートは失敗しても、温め直せばまた作り直せる」って言葉が良かったな。

↑映画館で買えた実際のチョコレート。めっちゃ美味しかったっすよ。


そして、それぞれの多様性に価値を見出すための苦労は幸せなことである、と私は結論づけたい^_^


どこの会社へ行っても、どこのコミュニティに入っても、そんな苦労が味わえるように、そんな価値観を持った経営者に、出会えるように。


『チョコレートな人々』


2023年2月9日

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